ホイールを買う時のポイントはいくつかあります。
レース参戦を考えているのでしたらカンパニョーロ、シマノ、MAVICの3社から選びましょう。この3社ならカセットスプロケットの位置がほぼ同じなので、レース中のトラブルでホイールサポートを受けても変速が合わないなどのトラブルはないからです。
もう1つ、グレードを選ぶ際には最低でも溶接リムのものを選びましょう。リムはアルミの押出材なので、バルブ穴の反対側がつなぎ目になります。通常カシメやリベットで留められていますが、上位モデルはしっかり溶接されています。よく見ないとわからないのですが、強度には雲泥の差があります。前者は30%くらいまで強度が落ちるのに対し、溶接リムは80%近くまで保てるようです。
今回ご紹介するホイールはシマノのWH-RS81 C35CL。このホイールはリムはDURA-ACE、ハブはUltegraという組み合わせです。走りはDURA-ACE、価格はUltegra+αと言った方がわかりやすいでしょうか。エアロと剛性のバランスがよく練習からレースまで幅広く活躍します。
現行はWH-RS700という名前に変わって、仕様も少し違うのですが、同等品です。旧モデルにつき、MICHELIN社のレーシングタイヤPOWER ROADをお付けします。
価格は60,000円(税抜・前後セット)。限定1セット。
カーボンラッピングリム
極限まで軽く削ったリムをカーボンで補強ギア側だけスポークの色が
シルバーにグラデーション