vol.13 cannondale Kids BIKE (Trail20 or Quick20)

キャノンデールのキッズバイクはTrailシリーズとQuickシリーズがあります。

簡単に言えば変速がある方がQuickでシングルギアの方がTrailですが、もう少し詳しくこの2台の違いを見ていきましょう。

まずはTrail20。

Trailというモデルは大人用ならば入門用MTBの名前。キッズバイクでは12インチのプッシュバイク「Trail Balance」からはじまり、補助輪付きの16インチ、そしてこの20インチ。さらに24インチになるとディスクブレーキとサスペンションフォークを搭載する本格的なMTBになります。この20インチではまだ16インチの名残で、補助輪を取り付ける台座が残っているモデルです。

つまりこのTrail20はTrail16の上級生モデル。幼稚園年中~小学校低学年のお子様で、自転車に乗って出かけるようになったら、16インチを弟に譲って20インチに乗り替えようというモデルです。複雑な変速機などはつけず、団地や公園内を駆け巡るためのシンプルでタフなバイクです。

一方、Quick20。

Quickシリーズはクロスバイクです。キッズでもサイクリングに出かけたり、それなりにアップダウンのある行程を長い時間乗れるように作られています。同じ20インチでもQuick20は他のブランドや車種に比べてとても軽量で実測8.8㎏しかありません。体重が20~30㎏程度しかないお子様でも十分に取りまわすことができます。

仕様の違いを比べてみます。

まずはハンドル。

つぎにホイールとエンド部分。

まとめると、同じ20インチのキッズバイクでもお子様の用途によって2種類のバイクがえらべるということです。公園や団地の中の道、河川敷やちょっとしたオフロードで遊ぶならシンプルでタフなTrail20。家族でサイクリングに出かけるなら軽くて走りの良いQuick20がオススメです。

vol.12 BURLEY BEE

サイクルトレーラーの老舗、BURLEYの牽引型子供乗せを紹介します。

BURLEYの人気の理由を3つ挙げてみます。
1.組立、取付が簡単
2.車体が軽量で折りたたみ可能
3.スポーツバイクの軽快さを損なわない

使うことはほとんどないかもしれないけど、なんとなく欲しくなるアイテムです。保育園への送り迎えやしまなみ海道へのサイクリングなどで使ってみたくなりますね。BURLEYはクロスバイクやロードバイクなどほとんどの自転車に工具なしで取り付けることができます。通常、子供乗せはリアキャリアやハンドルの上に設置しますので、重心が高くなり運転が難しくなりますが、BURLEYはスポーツバイクの軽快さを損なうことなく安全に子供をサイクリングに連れて行くことができます。本体は11kgと軽量な上、車輪の転がりが滑らかで、引っ張っていることを忘れてしまいます。幌や車輪もスナップボタンやマジックテープなどを外せばタープを畳むように折りたたみ可能。

2名まで子供を乗せることができます(耐荷重量45kg)。後部にはそこそこのトランクスペースがありますので、ちょっとしたキャンプ道具を運ぶこともできそうです。

vol.11 FELT IA ADVANCED Ult Di2

何かに特化した道具に惹かれてしまうものですが、このFELT IAはまさにトライアスロンに特化したバイクです。極端に面積の広いフレームや特殊なハンドルは見慣れない形をしていますが、空気抵抗の低減とライダーのポジションを最適化したところこの形に行きついたようです。

FELTは素材、コンピュータ解析、空力において世界トップクラスの技術を持つカリフォルニアのブランドです。アメリカナショナルチームのトラックレーサーの開発では、左回りの競技場トラックにおいて少しでも抵抗を減らすため、ドライブトレインを左側に設定したことは有名です。

このIAはトライアスロンの中でもアイアンマンと言われる超長距離用に開発されたバイクです。180㎞を独走する上で走行抵抗も大事ですが、快適性も重要です。快適性とはただ単純に振動吸収性がよく、乗り心地がよいということだけではありません。いかに違和感なくバイクに乗れるか。調整幅が広く、自由なポジションを実現できることもバイクの性能と言えるでしょう。もともとFELTはトライアスロンを得意としていますが、このIAの発売以降FELTを選ぶ選手が増え、世界大会で上位に入る選手の使用率が今やcerveloやSPECIALIZEDより上位にきています。

価格は698,000円

vol.10 cannondale SuperSixEVO Hi-MOD SRAM RED TEAM

2017年式のcannondale SuperSixEVO Hi-MOD DISKが入荷しました。

2016年に登場したこの2代目SuperSixEVOは先代モデルの軽量性と快適性を継承しつつ全面投影面積を少なくしてエアロ化。またハンガー周りの剛性を11%向上させCAADのようなレスポンスを手に入れました。チームはこのタイミングでコンポーネントをSRAMからシマノへシフトしましたが、このバイクはチームグリーン仕様のSRAM REDを搭載したチームレプリカのようで、実際には存在しなかった仕様。こだわりはコンポーネントだけでなく、ステム、ハンドル、シートポストまで、チームグリーン仕様のFSA K-FORCEを搭載しています。

本物より本物のこだわったオリジナルグリーン、30万円(税抜・ペダル別)でお譲りします。

フレーム:2017年式 SuperSixEVO Hi-MOD Disk

コンポーネント:SRAM RED22 Hydrolic DiskBrake

クランク:cannondale Hollowgram SiSL2

ホイール:MAVIC Ksyrium Elite Disk UST

タイヤ:MAVIC Yksion UST

ハンドル:FSA nano K-Force チームグリーン

ステム:FSA K-FORCE Light チームグリーン

サドル:fabric Scoop Flat

シートポスト:FSA K-Force チームグリーン

vol.9 キッズバイクを人に譲るとき

子供の自転車を買い替えるとき、今まで乗っていた古い自転車どうしますか?

思い入れのある自転車を廃棄するのもさみしい。かと言って人にあげるには使い古し過ぎた・・・ということありませんか?

また、新しく買うときにはサイズに悩みます。すぐに大きくなる(もしかしたらならないかもしれないし)子供にJUSTサイズを買うのはもったいないし、中学校に入ったら通学車を買うのであと1、2年なんとかならないかな?と考えていませんか?

当店ではそんな端境期のお子様のためにキッズバイクのリサイクルを行っております。古くなったキッズバイクをお譲りください。リフレッシュして、今、必要なお子様の手に渡るよう取り組んでいます。

リサイクルキッズバイクの価格は10,000円。洗車してチェーンとケーブル類を新品に交換した状態でお渡しします。

また、ご兄弟や知り合いに自転車を譲る際には、メンテナンスだけでもお気軽にご相談ください。

※別途部品交換が必要な場合は下記の<追加オプション>の通り費用が発生します。

※自転車の状態によりリサイクルできず廃棄になる場合がございます。その場合は廃棄料金4,000円ご負担いただく場合がございます。

<追加オプション>

ブレーキシュー交換(前後)・・・2,600円

グリップ交換・・・1,500円

サドル交換・・・3,000円

タイヤ交換・・・6,000円(前後)

vol.8 KONA SUTRA

コロナが終息したら何しますか?

ちょっと自転車旅に出たくなる自転車を紹介します。カナダのオフロード系の自転車で有名なKONAのツーリングバイク「SUTRA」です。

vol.7 GIANT DEFY Advanced 2

エンデュランスロードの進化が止まらない。

数年前までエンデュランスロードと言えば、レーシングバイクのホイールベースを伸ばし、ハンドルを高くしただけのヘンテコなバイクが多かったのですが、ここ数年、ディスクブレーキが普及したお陰でエンデュランスロードの立ち位置がはっきりしてきたようです。

GIANTの場合、アルミフレームのエンデュランスロードをきっぱり捨て、すべてAdvanced(カーボン)グレードのみに絞りました。

そもそもエンデュランスロードとは何か?というところですが、従来は初心者用の重くて遅いロードバイクというイメージでしたが、最近日本でもサイクリストの頂点がレーサーという図式が崩れ始め、スピードや競走ではなく、自分への挑戦を楽しんでいるサイクリストが増えてきました。それは走ったことのない距離だったり、行ったことのない場所だったり、一日の獲得標高だったり。

走る目的が「誰かとの競走」でなくなれば、最適なバイクはTCRやPROPELなどのシリアスなレーサーバイクではなく、一日走ってもまた次の日乗りたくなるような軽快で快適なエンデュランスバイクになるでしょう。

このDEFYはその「快適に走るための・・・」装備や性能がてんこ盛りなのです。

価格は250,000円(税抜)

vol.6 OAKLEY RADER EV他、大量入荷

こんなにOAKLEYケースが賑やかなのははじめてかもしれません。

今年の新作や定番モデル、人気カラーが15本入荷しました。今回はRADER EVを中心にFLIGHT JACKETやキッズレーサーや小顔の女性用のスモールサイズを充実させましたので是非試着してみてください。

自転車用のサングラスを選ぶにあたって大事なことは

①暗すぎないこと

②風を巻き込まないこと

③ヘルメットを被っていても瞬時に外せること

この辺りを確認してください。OAKLEYのアイウェアはとても高価ですが、この辺りが完璧なのです。

OAKLEYが自転車選手の間で広まったのは89年、90年あたりだと思います。ツール・ド・フランスを3勝目のグレッグ・レモンが着用していたネオンイエローのマンボ(今のRADERの祖先)がスピード感あるデザインでかっこよかったのです。同時期MTBのジョン・トマックやグレッグ・ヘルボルトなどアメリカ系スター選手が着用しており憧れました。はじめて掛けた時の感想は「カラーだ!」でした。黒いサングラスを掛けると景色が白黒になると思っていた子供時代の素直な反応です。今思えば外観のミラーレンズから想像できないほど明るかったのだと思います。当時お年玉で27,000円くらいのマンボを買って愛用していました。OAKLEYのよいところはフィット感にもあります。当時のヘルメットは後頭部のダイヤルがなく、内側のスポンジと顎ヒモで固定していましたので、走っているうちにヘルメットが前に下がってきました。これを支えていたのが僕のOAKLEYでした。

数10年経ってたくさんのモデルが出てきています。サイクリング用としては2015年頃発売されたJoeBrakerや2018年のFligtJacketなどゴーグル型が今の流行りかもしれません。

しかしはじめてOAKLEYを買われる方には是非RADER EVを掛けてみてもらいたい。軽い掛け心地とワカメ方にカットされたレンズからは光が漏れることなく視野をきれいに覆います。頬とレンズは触れるような触れないような絶妙な位置関係を維持しながらズレない。ヘルメットの顎ヒモを避けるようにこめかみ辺りを膨らませたところにOAKLEYの「O」マーク。たまらなくかっこいいですよね。