Vol.23 SPECIALIZED TARMAC SL6 COMP

今一番世間を騒がせているロードバイクと言えば、スペシャライズドのTARMAC。

7月末に新型のSL7が発売されて以来、即完売。今時点でも入荷の目途が立っていません。実は新型になったのはS-WORKSとEXPARTの上位2グレードで、COMP以下のモデルは従来のSL6を引き継いでいます。SL7が発売されてもなお褪せることのないSL6。今だから狙ってみるとよいと思います。SL6とSL7の一番の違いはケーブル類のルーティングです。新型SL7はエアロロードのVENGE譲りの内装が基本。つまり外観で配線やケーブル、ブレーキホース類が見えないように処理されています。この違いがどれほどのものか?鉛筆1本をケーブルに見たてて走る車の窓から外の風に当ててみると・・・40㎞/h程度でも後ろに飛んでいきそうになりますね。これがケーブルの空気抵抗です。1Wでも節約するために・・・1㎝でも前に出るために進化するロードバイクの開発においてこの空気抵抗は見逃せません。だから最近のロードバイクは各社ケーブルが隠れるようにルーティングされているわけです。

しかし、スピードが15㎞/h以下になる登坂などではその抵抗よりバイクの扱いやすさ(振り易さ)や軽さが効いてきます。乗りやすさ。扱いやすさ。メンテナンス性の高さこそが大事と考える人にはあえてのSL6です。

TARMAC SL6 COMPはまだまだ旧型ではありません。これから自転車をはじめる人にオススメできる高性能バイクです。

価格は340,000円(税抜)

Vol.22 SPECIALIZED Vado SL 4.0

スペシャライズドのe-Bikeは他社とは全く異なる発想で作られています。電動アシストを選ぶ際、出力はどのくらい?何キロ走れる?というところに注視しがちですが、実際どのくらいの出力が必要でバイク自体どうあるべきかを深く掘り下げた結果スペシャライズドは最大240W、トルクは35Nmと設定しました。この出力を出すために必要なパワーは自力で120W。合計で最大360Wを発揮します。もちろん200Wで踏み込めば440Wになるわけです。

ロードバイクにパワーメーターを付けている人はよくわかると思いますが、360Wで坂を上れればこのあたりの山は全てKOMを獲ることができるでしょう。ちなみに120Wの自力は無風の平地を時速20㎞/h程度で走っている時の負荷を想像してもらえればよいと思います。

つまりモーターアシストは240Wで十分ということです。かつてスペシャライズドのe-Bikeは500W以上モーターを搭載していた時期があります。そこから余分な出力を削って現在の240Wに落ち着いたわけです。

小さなモーターにすることで、フレームのジオメトリーを限りなくペダルバイク(電動ではない従来のバイク)に近くすることができ、小さなモーターは消費電力も少なくバッテリーも小型化。結果アシストユニット全体で約3㎏に抑えることができバイク自体も軽量化できるわけです。このVado SL 4.0は実測で15.8㎏でした。

重量・出力はともかく、e-Bikeは楽しいのか??という疑問が次に湧いてくると思います。これについては3年以上メーカーの担当者や他店の店長と議論してきましたが、ようやくここにきてe-Bikeの遊び方がわかってきた気がします。

それはご来店いただいた時に試乗車をつかってゆっくりお伝えします。

価格は330,000円(税抜)~

Vol.21 SPECIALIZED STAMPJUMPER COMP CARBON

スペシャライズドのMTBと言えばスタンプジャンパーと言えるくらい歴史があり定番なバイクです。ここ最近の細分化でMTBもかなりの種類ありますがこのバイクはトレイルで遊ぶのに最も有効なアイテムです。高級バイクはとかくレース志向になりがちですが本来のマウンテンバイクは人と競うのではなく、地形や天候に挑戦する愉しみとバイクを操っている感覚を楽しむものだと考えます。同じコースでも毎日変化する条件に対しスタンプジャンパーは扱いやすく、安全に走らせることができるバイクです。

クロスカントリーバイクほど繊細ではなく、ダウンヒルバイクのように重厚でもない、登りも登れて下りも下れる万能バイクです。

そんな性格のバイクをスペシャライズドはレースで培った技術を惜しげもなく投入して作っています。

アルミモデルなら176,000円(税抜)~

Vol.20 GIANT TCR ADVANCED SL

GIANTのレース用ロードバイク「TCR ADVANCED SL」をご紹介します。

TCRはGIANTを代表するレーサーバイクでありGIANTのロードバイクの基準です。コンパクトなリア三角とヘッドからシートに向かってトップチューブが傾斜するスローピングデザインが特徴的です。90年代後半、トラディショナルなロードレース界にMTBのような合理的なフレーム設計を持ち込んだ伝統あるモデルです。さらにADVANCED SLはシートポストをフレームと一体化させることによりさらに軽量で快適な乗り心地を実現しています。個人的にはもう少しエアロなテイストが欲しかったのですが、そこは乗りやすくなったPROPELに任せて、TCRは流行りに流されずトータルで乗りやすいバイク造りを貫いてもらえれば・・・

この春発出たばかりの第9世代目のTCRにもリムブレーキ仕様があります。ありがたいですね。

価格は330,000円(税別・フレームセット)

Vol.18 GIANT TCR ADVANCED 2 DISK SE

2020年春にモデルチェンジした新型TCRをご紹介します。

TCRはGIANTの主力ロードバイクです。このバイクのエンデュランスバージョンがDEFY。エアロバージョンがPROPELと言う訳です。軽くて取り回しがよく、振動吸収に優れるバイク。つまりトータルバランスの優れたバイクです。

今回のモデルチェンジで従来44万円以上のモデルにしか採用されなかったディスクブレーキが下位グレードにも奢られました。

PROPEL譲りのエアロ形状のコラム
トップチューブからシートステーに向かって流れるようなフォルムは前作から継承。もちろんUCI登録済
エアロ化も一段階進みディスクブレーキのホースもフロントフォークに内装され、外形もカムテイルになりました
不評だったインターナルシフトケーブルの入口は改善されすっきりしました

ここ最近グラベルバイクやエンデュランスバイクが多くなり、選択肢が増えた反面、何を選んだらいいのかわかりにくくなっていますが、やはり王道はロードバイクです。

カーボン × シマノ105 × ディスクブレーキ

これからのスタンダードです。価格は265,000円(税抜)

Vol.16 SPECIALIZED ROUBAIX

2019年に新しくなったROUBAIX(ルーベ)。ルーベと言えばPARIS-ROUBAIXです。パリ~ルーベは100年以上前から続く格式高いクラシックレース。260㎞のコースの途中にいくつもの石畳区間がありその総距離は50㎞にも及びます。この石畳区間で体力を消耗しないよう、マシンが壊れないように強くてしなやかなバイクを作ることが大事です。SPECIALIZEDのROUBAIXはこのレースのために開発されたバイクです。路面からの衝撃を吸収するためたくさんの仕掛けを組み込んでいます。例えばステアリングコラムには20㎜ストロークするFUTURE SHOCKが搭載されており、前輪からの衝撃を直接ハンドルに伝えません。すべてのシステムは荒れた路面を速く駆け抜けるため。エンデュランスロードをただ乗り心地のよい高齢者向けのスポーツバイクというイメージから「滑らかさ=速さ」ということを証明しています。「Smoother is Faster」

新型ROUBAIXシリーズはTIAGRA完成車208,000円~

店頭には105仕様のROUBAIX SPORT 270,000円とUltegra仕様のROUBAIX COMP 340,000円を展示しています。